ボードゲーム製作サークル「机上の貴族」

普段の活動を記録しておる

「第15回 新ボードゲーム党の集い」に行ってきたぞよ!

ごきげんよう、皆の衆! のらみけであるぞ!

昨日、クリアと2名で「第15回 新ボードゲーム党の集い」に参加してきたぞよ!

今日はその感想について書き記しておこうと思った次第である。

 

 

 

 

 

まず、12時45分頃に洗足駅に着くと、ボードゲームの大箱を手にしている方が!確かに代表の阿見201さんが「後輩にボードゲームを持たせて立たせておきます」とは言っておったが、ここまで大きなゲームを持たせるとは!おかげですぐに党員の方だと判別出来たぞ。やはり、分かりやすい目印はありがたいものであるな。

 

ボードゲームを持った党員さんに案内してもらい、無事に会場へ到着。受付を済ませたら、早速トランスアメリカをプレイ。色付き線路を入れてのプレイは初めてだったので、変な形の線路網にとことん楽しませてもらったぞよ。

 

その後は本日のメインイベント、「第3回 貨モッツァ日本選手権」。もちろん2人とも参加したぞ。4組に分かれての予選を行い、各組の1位と2位の中で最高得点者の5名が決勝に進むという「ワールドカップ方式(?)」であった。机上の貴族からは、愚民の一撃全国王者に続く2つ目のタイトルを狙っていたクリアが決勝に駒を進めたものの、決勝では全国から集まったトッププレイヤー達に阻まれ、5位入賞という結果となった。次回大会までにはもっと実力を磨いて、「貨モッツァ日本一」のタイトルを机上の貴族のメンバーで手にしたいものであるな!

 

f:id:cross_lodge:20131215154353j:plain

↑5位入賞の賞品「新ボードゲーム党の集い参加費割引チケット(1人500円→3人1000円)」を受け取るクリアの後ろ姿

 

 

 

その後はスカイランナー,フィレンツェの匠,マラケシュ,spot it!と初プレイのゲームをインストしていただきながら楽しくプレイしたぞよ!(各ゲームの感想は長くなるので「続きを読む」にまとめさせていただくぞよ)

 

f:id:cross_lodge:20131215165536j:plain

↑しゅだっちさん(貨モッツァ日本4位)お手製の「フィレンツェの匠 日本語化セット」。ルールも簡潔にまとめられていて非常にありがたかった。

 

 

 

そんなこんなであっという間に夜の20時。やはり、楽しい時間ほど早く過ぎてしまうものである。新ボードゲーム党代表の阿見201さんにお礼と共にちゃっかり机上の祭典の宣伝をして、家路についた。

 

 

 

実は約1年ぶりの参加だったのだが、なぜ1年もの間行かなかったのかと自分を責めたくなるほど楽しいゲーム会であった。新ボードゲーム党は、浅井企画に所属する芸人さんたちを中心としたグループという事もあって、大会の進行や表彰式がとても面白い。また、全体的に和やかな雰囲気であり、ボドゲ初心者卓も用意されていたため、初心者や家族連れの方でも思いっきり楽しめそうな雰囲気であった(実際、シマサキさんファミリーはとても楽しそうであった)。和やかな雰囲気でありながらも、先述のしゅだっちさんのように「重い」ゲームを快くインストしてくださる方もいる。結局のところ、「新ボードゲーム党の集い」は万人に薦められるゲーム会なのだ!

 

 

というわけで、せっかく3人1000円の割引チケットを手に入れたので、次に参加する時はもっと大勢の貴族メンバーを連れて参りたいものであるな!

 

ボードゲーム党公式ブログ:http://ameblo.jp/newgame201/

 

「続きを読む」をクリックするとプレイしたゲームの感想が見られるぞ。

 ―――――ここから普通の口調―――――

 

トランスアメリカ

アメリカ中に散らばった5つの目的都市が全て線路で繋がるようにするゲーム。先程書いたように色付き線路を入れてのプレイは初めてだった。色付きを入れた感想としては、変な形の路線が出来て面白いけれどもそこまでの妨害の効果は無い、といった感じだった(俺のプレイヤースキルが足りないだけ?)。

けれども、元々のルールが簡単でかつ面白いゲームなので、これからも色付きの有無に関わらずプレイしたいゲームだ。

 

 

・貨モッツァ(日本選手権)

停泊している2隻の貨物船に、重量オーバーしないよう手札から積荷を載せる単純明快バッティングゲー。エキスパートルールの方で「6ラウンド→5ラウンド」「ネズミが金を食べる事に成功した場合、食べられた金はネズミを出した者の得点となる」というルール変更があった。序盤でバッティングした相手とズルズルどん底に沈む事があったので、ラウンド数を減らす事で残せる手札が増えるのは良い事だと思う。ネズミと金のルールの方は、堅実派な俺には金をより出しにくくなるつらい変更だった。しかし、残せる手札が増えているので、「金を出さない」という選択肢も取れるので問題無さそう。実際の大会ではジリ貧になって金出したんですけどね……

 

ちなみに、予選のスコアでつけたランキングだと13位でした。愚民の一撃全国ベスト12に続いて、貨モッツァ日本13位という称号を手に入れたぞ!

 

 

・スカイランナー

カードを競りながらビルを上っていくゲーム。3層構造のビルのコンポーネントにしっかりと高さがあって、見てるだけで面白い。競りはハゲタカのえじき方式で進んでいくため、「ハゲタカのえじきを延々と繰り返すゲーム」(byしゅだっちさん)。

3層のビルの各層の間を上るときや、他プレイヤーを追い越す時に必要な「ロープ」のカードがくせ者だった。なかなかこれが手に入らずに勝つ事が出来なかったが、自分のコマがけなげにビルを上っていく姿を見るのは楽しかった。

 

 

フィレンツェの匠

しゅだっちさんのおかげで遊ぶ機会を得たゲームと言っても過言ではない。ありがとうございます。

貴族になってお抱えの芸術家・研究家を働かせるために色々揃えるゲーム。2時間弱。色んな要素が詰め込まれていながらも、どこからでも勝利を狙える感じのゲームだった。こういうゲームは大概やる事決めずにフラフラしてると勝てないイメージがあるのにいつも通りフラフラしてたら勝てませんでした。そりゃそうだ。

是非もう1回やりたいゲームだけれど、日本語化する気力は無いかな…。

 

 

マラケシュ

家族で参加のシマサキパパさん(貨モッツァ日本2位)にインストしていただいた。シマサキファミリー内では1番のヘビロテゲーだとか。

マンガ「放課後さいころ倶楽部」でも取り上げられたゲーム。共用の商人コマを動かし、自分の色のじゅうたんを敷いていく。相手の手番に自分のじゅうたんが踏まれると、モノポリーの要領でお金を貰う事が出来て、お金とゲーム終了時に盤面にある自分の色のじゅうたんのマス目の数の合計で順位を決める。

「これをつまんなさそうに遊んでいる人は見た事無い」「ボードゲームやった事無い人と一緒にプレイするのに最適」とシマサキパパさんが言うのも納得のゲームだった。手番にする行動が、商人コマの向きを決める・サイコロを振る・じゅうたんを敷くの3つだけという超簡単なものである上に、各プレイヤーのじゅうたんには色・柄付きの布を使っていて、盤面にどんどん積まれていくじゅうたんはボードゲーム特有の盤面の変化を表すのにピッタリ。

2戦やったのだが、2戦ともボロ負けだった。けれども、2戦とも冗談抜きでとても楽しめた。結局サイコロの目次第な部分が多いのも、勝っても負けてもワイワイ楽しめるという点で良いものである。

 

 

・spot it!

シマサキさんの娘さんが「やりたい!」と言ったのでやる事になったゲーム。プレイヤーはそれぞれ1枚ずつカードを持ち、一斉に表にした後、カードに描かれた10種類近くのモノの中から他のプレイヤーが持つカードと共通しているモノを見つけ出す絵合わせゲーム。

やりたがるだけあって、娘さんが強いのなんの。共通しているモノを見つけ出したら、モノの名前を言いながらカードを押し付けるのだが、大抵1番早くにカードが娘さんの手元から無くなっていた。子供は視野が広いのだろうか。

こういうゲームは普段あまりやる事が無いので面白かった。残り2人になった時のあせりはこういったゲームならでは。何より、家族で楽しくゲームに興じるシマサキさん一家が微笑ましかった。俺も将来はあんな感じの家族になりたいなあ…。

 

 

これで全部。メインの記事と合わせて約2時間かける大作になった。ここまで長くするつもりは無かったんだけど…。

 

最後に、ここまでこの拙い文章を読んで下さっている画面の前のあなたへ。

「ありがとうございました。ついでに机上の祭典の方もよろしくお願いします。」